あ、どうも係長です。

係長のブログ、脱力バージョン。

子供と飛行機とグリーン車

先日とある方がJALの機内で何やら揉めた様子。

YAHOOニュースにも出てましたのでご存知の方も多いと思います。

で、この手の話がでると

「子供は泣くのが仕事」とかいう話が出てきて

「日本は子育てに寛大でない」って批判が登場します。

ベビーカーを満員電車に入れるなって話や

満員電車で子供が泣いてるのに「降りろ」というOLやら

さまざまな事例が最近では展開されます。

 

さて、昔からあったはずの子供議論。

なぜ、最近特に問題になるのでしょう?

 

一部では不況で心が荒んできてるからって話もありますし

それも原因としてあるとは思います。

 

ですが、いまの状況を作った一番の原因は

”注意をしない、取りうる回避行動を取らない”

ことだと思うんです。

 

個人的には飛行機には回避行動の選択がないので

飛行機で子供が泣いちゃうのは仕方ないと思います。

しかし、グリーン車だったら座席をドアの近くにして

すぐに通路に出てあやせるようにするとか

あるいは、レストランならちょっと外に抱っこして

機嫌を取ってくるとか、方法はいくらでもあるのですが、

それをしない親、言い換えれば「子供を免罪符にする」

親が増えたのが一番の原因でしょう。

 

もちろん、ちゃんとしてる方もいらっしゃいます。

ですが、ちゃんとしていない親御さんが多いのは事実です。

 

先日、某高級時計店に行ったのですが、

そこでも子連れで入ろうとしてお客さんに対して

「お子様連れはご遠慮いただいております」と断っていました。

聞けば、『昔はちゃんと親御さんが手をつないで注意もしてくれてので

良かったのですが、今では手を離して走り回られるお子様も多くて』

とのこと。

 

これが現実ですよ。

常識のある方が「子づれの権利」を主張するのはわかるんですが

常識のない人がその権利をすでに破壊してるんです。

 

このながれ、もう止まらないとおもいます。

喫茶店、飲食店、小売業、服屋さん。

どれでも今後もっと「お子様お断り」が増えるでしょう。

 

経済で

”一度流れができると、それが実態と異なっても水は

その流れに沿うものだ”といいますが、

 

この流れももう流れができている以上、

潮目が変わることは当分無いでしょうね・・・・